SMの女王様の仕事を始めることになりました。
日記がてら、つらつら書いていきます。
尚、お客様、女王様、お店のプライバシーのため、個人名やお店名など仮にします。
SMクラブの女王様になろうと思ったきっかけ
以前のお仕事関係で女王様と一緒することはあったのだけれど、自分とはちょっと違う世界というか。
私はどちらかというと、人に対しては腰が低いところが多いのでタイプ的には女王様ではないしな、、、と思っていたのだけれど。
実際会う女王様はみんな謙虚な人が多いし、私の働くお店の女王様も素はめちゃくちゃ丁寧でした。
数名しか知らないけど、皆独特のオーラ、人を客観的にみているというか、見透かされているというか。人間力が数段上なような感じでどっしり(体型じゃなくて)してる感じ。
始めようと思ったきっかけは、単純に今までやったことのない仕事をやろうと思ったからとなんとなく興味があったから。
そして、男性に触られたりするのが極度に腹が立つので、水商売はもうやりたくなかったし、普通の風俗は絶対に嫌だった。
デスクワークや普通の飲食店も経験があるので探せばあったわけだけど、それらはやろうと思ったらもう少し年がいったとしても可能だし、同時並行だってできる。
人間の変態な部分をもっとみてみたいと言うのもあった。
特に人を虐めたいとか、縛りたいとか、そう言う欲求というのは特別ないです。
鞭はかっこいいから打ちたいな、とか女王様のボンテージとかかっこいいから結構好き、とかそういうレベル。
友人の反応
仲良しの友人に話してみたところ
「女王様って職人的だし、私にはもしかしたら合ってるのかもしれないね。」
という意見でした。
これがMの方だったら意外だったけど、だそうです。
偏見のない友人はありがたい。
勤務初日
初日は6時間勤務、その間にプロフィール撮影をしてきました。
コルセットが自分でつけられないので、コルセットをつけたまま電車移動。地味に苦しかった、、。
1時間ほどカメラマンさんと1対1で撮影。
オーダーは「強そうに見えること」
ポージングなどはカメラマンさんにお任せ。
オーナーにはできるだけ下から煽った写真で、とか、足先の向きなどのアドバイスは事前にもらってましたが、ポージングって難しい。
できた画像をデータで送ってもらったところ、顔の下半分の加齢具合がやばい。レタッチはしてくれるみたいだけど。
撮影から戻って、道具の説明などを受ける。
まだ講習が終わっていないので、仕事が入ったとしても1人ではなく他の女王様と一緒に行くコースのみに設定してもらった。
残り時間が2時間程度だったので、その日は案の定仕事はなかったのだけれど
残りの2時間みっちり道具の説明や縄の基本的な結び方などを教えてもらう。
女王様というお仕事
他の女王様達はいわゆる夜職の感じではなく、緩い文化部の先輩後輩のような感じ。
職人気質な人が多い印象。
年齢的にはおそらくオーナー以外は私より若い子がほとんどでは?と思われるのだけれど、私が一番新人なので先輩に今後も色々教わっていく。
初期費用どころか、消耗品も多いし、こだわり出すと道具や衣装の出費も多い。
待機給だって、一般的な風俗や水商売よりも断然安いんだけど、一つ一つが「なにそれ!!?」な連続。
知らなかった空間があってそこに手を突っ込んで探ってる感じに近いかもしれない。
引き続き勉強しながら仕事を続けていくことにした。